ジョーシン(Joshin)は家電量販店ですが、キャリアのスマホや携帯と同じようにWiMAXのポケットWiFiを契約することが可能です。
WiMAXは実店舗だけでなくWEBでも申し込みすることができ、WEB申し込み専門のプロバイダも含めるとその数は20社以上!
各プロバイダ独自の割引やキャッシュバックキャンペーンを行っているのが魅力のポケットWiFiです。
そのため当サイトではジョーシンWiMAXのキャンペーンをチェックしつつ、他社プロバイダのキャンペーンとも比較し、果たしてジョーシンWiMAXはおすすめなのか!?という部分について解説していきたいと思います!
ジョーシン WiMAXとは
ジョーシン(Joshin)は、全国238店を展開する家電量販店で、WiMAXやY!mobileなどのポケットWiFiを契約することができます。
WiMAXを取り扱いしている家電量販店はジョーシン以外にもケーズデンキやビックカメラなどがありますが、ケーズデンキは「KTWiMAX」、ビックカメラは「BICWiMAX」というサービス名で提供されているのに対し、ジョーシンは「UQWiMAX」。
つまり、ジョーシンは独自プロバイダを持っておらず、ジョーシンから契約してもUQWiMAXから契約してもキャンペーン等を除き受けられるサービス内容は同じということになります。
ジョーシン WiMAXの料金
WiMAXのプランはまず大きく分けて2つに分けられます。
- UQフラット ツープラス ギガ放題
- UQフラット ツープラス
「UQフラット ツープラス ギガ放題」は月間データ容量に上限がないプラン。
「UQフラット ツープラス」は月間データ容量が7GB上限のプランです。
UQフラット ツープラス ギガ放題
月額料金 | 4,380円 | |
通信量 | WiMAX2+ | 上限なし |
LTE | 7GB | |
契約年数 | 2年/3年 |
契約年数は2年または3年から選択することができます。
基本的には契約期間の短い2年がおすすめですが、3年契約すると通常1,005円/月かかるLTEオプション料が無料になるため、LTEを頻繁に利用する方は3年契約がおすすめです。
WiMAXルーターには、「ハイスピードモード」と「ハイスピードプラスエリアモード」2つの通信モードが搭載されています。
標準はハイスピードモードですが、ハイスピードプラスエリアモードに通信モードを切り替えるとWiMAX2+だけでなくau4GLTEも利用できるようになります。
LTEオプションの利用には別途オプション申し込み等は必要なく、端末上で通信モードを切り替えるだけで利用できます。
通常は「ハイスピードプラスエリアモード」を利用した月にのみ1,005円のオプション料が発生する仕組みになっています。
WiMAXは電波の特性上、どうしても地下や山間部、ビルの高層階などでは繋がりにくくなることがありますが、LTEはこのような場所でも繋がりやすいのが特徴です。
そのため、こういった場所で頻繁に利用する方はLTEオプション料が無料になる3年契約の方が月額料金を安く抑えることができます。
UQフラット ツープラス
月額料金 | 3,696円 | |
通信量 | WiMAX2+ | 7GB |
LTE | 7GB | |
契約年数 | 2年/3年/4年 |
UQフラット ツープラスも基本的には2年契約、LTEを頻繁に使う方は3年契約がおすすめです。
またauスマホ・au携帯を使っている方は、auの割引サービス「auスマートバリューmine」に申し込みすることで、料金は3,696円のまま、WiMAX2+の通信量を制限なしで使えるようになる特典があります。
auスマートバリューmineとは
auスマートバリューmineとは、WiMAXルーターとauスマホ・au携帯をセットで加入している人が受けられるauの割引サービスのことです。
auスマートバリューmineに申し込みすると以下の特典が受けられます。
- auスマホ・au携帯が最大1,000円/月割引
- LTEオプション料1,005円/月が無料
- UQフラット ツープラス/4年契約で通信量が無制限になる
auスマホ・au携帯の割引額はあなたがauスマホ・au携帯をどのプランで契約しているかでかわってくるので、プラン毎の割引額はau公式サイトで確認してくださいね。
またauスマートバリューmineに申し込みすると、契約年数に関わらずLTEオプション料が無料になります。
auスマートバリューmineはWiMAXの契約とは別にauで申し込みをする必要がありますが、「KDDIお客様センター」に電話をするか、近くのauショップでも簡単に手続きすることができます。
ジョーシン WiMAXのキャンペーン
ジョーシンに限らず家電量販店で行われているWiMAXキャンペーンは時期や店舗によっても変わりますが、共通でよく行われているのが、WiMAXルーターと一緒にタブレットやパソコン等の気になる商品を購入すると高額キャッシュバックが付いてくるというキャンペーンです。
・・・が、このキャンペーン実は全くお得ではないということが判明しました(^^;
家電量販店で高額キャッシュバックが付いてくるキャンペーンを利用する場合、通常の料金プランとは別に「まとめてプラン」に加入しなければなりません。
まとめてプラン500 | 463円加算 |
まとめてプラン1100 | 1,019円加算 |
まとめてプラン1670 | 1,547円加算 |
購入月の翌月から24か月間、上記の金額が月々加算されます。
どのまとめてプランに加入するかはキャッシュバック額によって決められていて、例えば50,000円キャッシュバックというキャンペーンがよく行われていますが、これを例にとると「まとめてプラン1670」の加入と50,000円以上の商品購入が条件となります。
タブレットやパソコンの商品代金は50,000円キャッシュバックで相殺されますが(50,000円ピッタリの商品を購入したとして)、1,547円×24ヶ月=37,128円が通常の料金に上乗せされるので、実質的には12,872円がお得になっただけです。
それでも損はしていませんが、月額料金がもっと安くてキャッシュバックが40,000円以上あるプロバイダもあるため、ジョーシンキャンペーンのお得度はそれほど高くありません。
ジョーシンポイントが貰える特典
タブレットやパソコン等の商品とセット購入して受けられるキャンペーンとは別に、私の住んでいる地域の最寄りのジョーシンでは、10,000円分のジョーシンポイントが貰える特典もありました。
ジョーシンポイントが貰える条件は、
- 端末:WX04
- 契約期間:3年
で契約すること。月額料金は通常のプランと変わりません。
家電量販店で行われているキャンペーンはおそらく店舗によって異なるので、近くに数店舗ある方は電話や実際に出向いてどこが一番お得なキャンペーン・特典があるのかチェックすると良いですね。
ジョーシン WiMAXの端末
取り扱い端末は店舗によって異なるかもしれませんが、最寄りのショーシンでは
- W05
- WX04
- L01s
3機種の取り扱いがありました。
W05 | WX04 | L01s | |
![]() | ![]() | ![]() | |
メーカー | HUAWEI | NEC | HUAWEI |
最大通信速度 | 送信440Mbps 受信75Mbps | 送信440Mbps 受信75Mbps | 送信440Mbps 受信30Mbps |
バッテリー (ノーマル) | 約9時間 | 約11.5時間 | - |
サイズ(mm) | W130×H55×12.6 | W111×H62×13.3 | H180×W93×93 |
重さ | 約131g | 約128g | 約450g |
L01sはホームルーターのため、持ち歩きするポケットWiFiであればW05かWX04の二択となります。
選ぶ端末によっては受けられるキャンペーンが変わってくることもありますが、それを抜きにすればおすすめはW05です。
理由としては口コミを見ていると再起動を何度も繰り返す等、WX04は端末の不具合報告がとても多いからです(^^;
その点W05は口コミを見ていてもユーザー満足度が高く、電波の受信感度もWX04よりも優れているように見受けられます。
私はW05しか使ったことがないのでWX04との比較はできまでんが、W05に関しては端末の不具合もなく、端末とスマホやパソコンを別部屋において使っていても何の問題もないですし、車内でもバシバシ電波が届きます。
そのため口コミと私が実際に使った使用感を総評するとW05がおすすめという結論です。
おすすめポケットWiFiのキャンペーン比較
WiMAXはジョーシンのように実店舗での契約だけでなくWEBからも申し込みできるポケットWiFiで、基本的にWEB申し込み専門のプロバイダの方がコスト削減されるので月額料金が安い傾向にあります。
料金を安くするためにWEB申し込み専門のプロバイダが行っているキャンペーンは主にキャッシュバックか月額割引の2種類です。
キャッシュバックキャンペーンは実質的な支払総額を安く抑えたい人におすすめで、月額割引キャンペーンは月々の支払額を安く抑えたい人におすすめです。
2年契約・ギガ放題プランで比較
キャンペーン | 月額料金の目安 ※1 (実質月額) ※2 | 2年間総額 (実質総額) ※3 | |
BIGLOBE | キャッシュバック 30,000円 | 4,380円 (2,950円) | 103,750円 (73,750円) |
hi-ho | mieru-TV無料 キャッシュバック 5,000円 | 3,480円 (3,280円) | 87,000円 (82,000円) |
カシモWiMAX (最安級プラン) | 月額割引 | 3,380円 (3,085円) | 77,120円 (77,120円) |
カシモWiMAX (新端末プラン) | 月額割引 | 3,580円 (3,404円) | 85,100円 (85,100円) |
※1 3~24ヶ月目の月額料金
※2 (契約月+1~24ヶ月間の料金-キャッシュバック)÷25ヶ月
※3 2年間の支払総額-キャッシュバック額
それぞれのプロバイダの料金にバラつきはあるものの、ジョーシンの月額料金(4,380円)と比較するとどのプロバイダも安いのが分かります。
実はジョーシンのWiMAXの月額料金は割引が一切なく、WiMAXの中で最も高い価格なんです。
ですからジョーシン以外だったらほぼほぼどのプロバイダから契約してもジョーシンよりも安く契約することができるんです。
中でも上記で挙げた3つは2年契約できるプロバイダの中でも特に安いプロバイダを厳選しました。
- BIGLOBE WiMAXは、キャッシュバックの受け取りで実質月額料金が最安となります。
ただし端末はLTE未対応のWX03となります。 - hi-hoは、動画オンラインレンタルサービス「mieru-TV」が無料で利用できるWiMAXの新しいプラン。
mieru-TVの利用料900円/月が含まれて月額3,280円が激安です。 - カシモWiMAXは、月々の支払コストを安く抑えたい人におすすめで、月額割引を行っているプロバイダの中で最安です。
3年契約・ギガ放題プランで比較
キャンペーン | 月額料金の目安 ※1 (実質月額) ※2 | 3年間総額 | |
GMOとくとくBB | キャッシュバック 35,000円 | 4,263円 (3,264円) | 155,769円 (120,769円) |
GMOとくとくBB | 月額割引 | 3,260円 (3,172円) | 117,350円 (117,350円) |
so-net | 月額割引 | 3,380円 (3,288円) | 121,680円 (121,680円) |
UQWiMAX | キャッシュバック 最大10,000円 | 4,380円 (4,054円) | 160,008円 (150,008円) |
※1 3~24ヶ月目の月額料金
※2 (契約月+1~36ヶ月間の料金-キャッシュバック)÷37ヶ月
※3 3年間の支払総額-キャッシュバック額
2年契約と同様、どのプロバイダを選んでもジョーシンで契約するよりも安いです。
基本的には2年契約がおすすめですが、LTEオプションを頻繁に利用する可能性があるなら3年契約がおすすすめです。
- 3年契約ならキャッシュバック、月額割引どちらのキャンペーンもGMOとくとくBBが最安です。
- so-netは3年間月額料金がずっと変わらないのが魅力です。
また契約から22ヶ月目以降なら無料で機種変更をしてもらうことができるので、端末の劣化が気になる人やできるだけ早く最新機種を使いたい人におすすめです。 - UQWiMAXは実店舗もあるので何かあった時に店頭でサービスを受けたい人におすすめです。
ジョーシン WiMAXと他社プロバイダの通信速度を比較
ジョーシン以外にもWiMAXを取り扱いしているプロバイダは20社以上ありますが、どこもUQコミュニケーションズが提供する回線を利用しているため通信速度は基本的に同じです。
実際にどのプロバイダに問い合わせをしても「通信速度に違いはない」と返答が返ってきます。
ただし、厳密に言うと各プロバイダがUQコミュニケーションズとどんなプランで契約を結んでいるかで通信品質は多少変わるのではないかと考えられます。
契約タイプは数種類あり、その中の1つである「UQコミュニケージョンズがインターネット接続を含めすべて提供するタイプ」であれば通信品質はUQコミュニケージョンズと同じ。
ですが、プロバイダ側(MVNO)の設備経由でインターネット等へ接続する契約タイプであれば、各プロバイダの影響を少なからず受けることが考えられます。
ここで間違ってはいけないのが、プロバイダ側(MVNO)の設備経由でインターネット等へ接続すると必ずしも通信品質が悪くなるわけではないということ。
例えば、プロバイダ側(MVNO)の設備がユーザーの増加や通信量に追いついていない等であれば、通信速度が遅くなる可能性もあるということです。
ただ・・・各プロバイダがどの契約タイプでUQコミュニケージョンズと契約を結んでいるか確かめるすべはないいためこの点で比較することはできないんです(^^;
そのため料金が多少高くても通信品質の間違いない会社で選ぶのであれば、本家UQWiMAXがおすすめです。
速度制限を比較
速度制限に関しては、どのプロバイダから契約しても条件は全く同じです。
速度制限がかかる データ量 | 制限時間 | 制限後の 最大通信速度 |
UQフラット ツープラスで 7GBを超えた時 | 当月末まで | 128Kbps |
ハイスピードプラスエリアモードで 7GBを超えた時 | ||
3日間で10GBを超えた時 | 3日間で10GBを超えた日の翌日 (18時頃~翌2時頃) | 概ね1Mbps |
WiMAXの速度制限で一番気をつけないといけないのが、ハイスピードプラスエリアモード(LTEオプション)で7GBを超えた時です。
ハイスピードプラスエリアモードで7GBを超えると、たとえギガ放題で契約していたとしてもハイスピードモード(WiMAX2+)も月末まで一緒に速度制限を受けるハメになります。
この速度制限はとてつもなく勿体ないのでハイスピードプラスエリアモードの利用はWiMAX2+が繋がりにくくなった時の緊急用に使用し、普段の通信モードは常にハイスピードモードに設定しておきましょう。
また3日間で10GB制限の速度制限が気になる人もいるかもしれませんが、これに関してはそれほど気にする必要はありません。
10GBもあれば標準画質のYouTubeを約47時間ほど見れる計算なので普通に使う分には十分なギガ数です。
制限時間も18時~翌2時頃までと限定的ですし、一度速度制限がかかっても月末までずっと続くわけではなく、3日間の合計が10GBを下回れば通信制限は解除されます。
そのため3日間10GB制限はそれほど心配しなくても大丈夫です。
ジョーシン WiMAXのおすすめ度は低い(まとめ)
他社WiMAXプロバイダと比較した時点ですでに結論がでた人も多いかと思いますが、現時点でジョーシンは他社WiMAXプロバイダに比べてキャンペーンが弱く、ジョーシンでのWiMAX契約はおすすめしません。
それでもジョーシンで契約するメリットが全くないわけではなく、実際に端末を触れたり契約後すぐにWiMAXを使える等のメリットもあります。
反対に月額料金やキャッシュバック等、価格の安さで選びたい方はWEB申し込み専門のプロバイダがおすすめです。
どちらの契約タイプにメリットを感じるかで選べば、WiMAXのプロバイダ選びに失敗することはありませんよ^^
簡単診断
- Q1
- 1ヶ月間で使うデータ量の目安を教えてください。
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