工事不要の置くだけWiFiを比較します。
置くだけWiFiの比較のポイントは「お得」かつ「快適」に使えるかどうか!
au(WiMAX)・ドコモ・ソフトバンク3つの回線で比較していますが、「お得」かつ「快適」に使えるのは1つだけです。
工事不要の置くだけWiFiがおすすめ!光回線と比較
自宅のインターネット回線を契約する場合、少し前までは固定回線一択!という感じでしたが、最近では手軽に利用できる工事不要の置くだけWiFiも人気を集めています。
置くだけWiFiとは?ポケットWiFiとの違い
ポケットWiFiに比べると置くだけWiFiはあまり馴染みのないサービスかもしれませんが、置くだけWiFiもポケットWiFiと同じようにルーターと呼ばれる機器を経由しインターネットに接続します。
そのため置くだけWiFiとポケットWiFiはよく似たサービスではありますが、ポケットWiFiは持ち運びできるルーターなのに対し、置くだけWiFiは自宅に据え置くタイプのルーター。
ルーター自体も自宅の利用に適した性能になっています。
ちなみにWiMAXでは置くだけWiFiのことをホームルーターと呼ぶので、ホームルーターというサービス名の方が馴染みがある人も多いかもしれません。
置くだけWiFiはポケットWiFiと違いバッテリーが内蔵されていないため、自宅に設置するタイプのルーターです。
設置と言っても固定回線のように回線工事は不要で、コンセントに挿すだけでインターネット回線が使えるようになります。
置くだけWiFiは自宅での利用に適した性能になっているため、ポケットWiFiに比べて通信速度や安定性が優れているというメリットがあります。
置くだけWiFiと光回線を比較
置くだけWiFiの特徴がわかったところで、固定回線との違いを見ていきたいと思います。
固定回線にもADSLやケーブルテレビ回線など様々な種類がありますが、今は通信速度の速い光回線が主流になっていますよね。
そのため固定回線の中でも光回線と置くだけWiFiを比較したいと思います。
置くだけWiFiと光回線の主な違いは、「通信速度」「月額料金」「工事の有無」「インターネット利用開始までの期間」です。
置くだけWiFi | 光回線 | |
下り最大通信速度 | 1Gbps | 1Gbps |
実質月額料金 | 3,400円前後 | 3,500円~6,000円 |
工事 | 不要 | 必要 |
インターネット利用開始までの期間 | ルーターが届き次第利用可能 | 工事完了後利用可能 |
置くだけWiFiのメリットはなんといっても価格の安さです。
光回線もマンションタイプであれば3,000円台と安く利用できるプロバイダもありますが、戸建てタイプでは安くて平均5,000円前後になることが多く、契約タイプによって利用料金にかなりの幅が出てきます。
一方で置くだけWiFiはマンションだろうが戸建てだろうが料金は一律。工事費用もかからないため、安定してコストを安く抑えることができます。
また工事不要のためマンションや賃貸アパートの規定で光回線の工事ができない方、光回線のエリア圏外の方にもおすすめできます。
一方で置くだけWiFiのデメリットは、速度が電波環境に左右されるため固定回線と比較するとどうしても通信が不安定になりやすいということです。
特にネット通信の応答速度「Ping値」の速さは置くだけWiFiより光回線が秀逸しています。
そのためFPSといったオンラインゲームや株取引、FXなどタイムラグの発生を避けたいインターネットを利用する方は置くだけWiFiより光回線の利用が向いています。
とは言え、置くだけWiFiからもギガビット超えのルーターも登場していて、電波をキャッチするアンテナ性能も以前と比較すると格段にアップしています。
そのため動画視聴やネットサーフィン、アプリゲームなど普段使う分に困ることはありません。
置くだけWiFiはWiMAX・ソフトバンクの2社のみ
では、工事不要の置くだけWiFiには具体的にどのようなものがあるのでしょうか?
実は、自社の通信回線を使ってサービスを提供している置くだけWiFiはWiMAXとSoftbankの2社しかありません。
というのも、ドコモから発売されている置くだけWiFi「ドコモおくダケWi-Fi」は、法人向けキャリアフリー公衆Wi-Fiサービスのことで、個人契約は不可。
そしてauから発売されている置くだけWiFiは、WiMAX回線を利用したホームルーターで、WiMAXプロバイダとしてサービスを提供しているからです。
置くだけWiFi【WiMAX・Softbank Air・ネクストモバイル】比較
ここからはWiMAXとSoftbankの置くだけWiFiを具体的に比較していきたいと思います。
UQWiMAX | Softbank Air | ネクストモバイル | |
回線 | WiMAX2+ au | ソフトバンク | ソフトバンク |
データ量 | 無制限 | 無制限 | 50GB |
速度制限 | 3日10GB | 混雑する時間帯や使い過ぎた時 | なし |
下り最大通信速度 | 1Gbps | 962Mbps | 150Mbps |
月額料金 | 4,380円 | 4,880円 | 4,880円 |
※価格は税抜
まずはザックリとですが、各置くだけWiFiのサービス内容をまとめました。
月額料金は割引前の価格のため、選ぶプロバイダによって実質月額料金は1,000円程度安くなります。
データ量を比較
まずは、WiMAX・Softbank Air・ネクストモバイルの利用可能なデータ通信量を比較してみましょう。
WiMAX | Softbank Air | ネクストモバイル | |
1ヶ月のデータ通信量 | 無制限 | 無制限 | 20GB,30GB,50GB |
速度制限 | 3日で10GB | 混雑する時間帯や使い過ぎた時 | なし |
WiMAX、Softbank Airどちらも1ヶ月の通信量は無制限で利用することが可能ですが、使い方によっては一時的に通信が制限される場合があります。
一方でネクストモバイルは1ヶ月のデータ通信量に上限はあるものの、3日10GBや時間帯による通信制限はありません。
速度制限を比較
では、WiMAXとSoftbank Airの速度制限の条件はどのように違うのでしょうか。
WiMAXの場合、連続する3日間の通信量合計が10GBを超えると翌日18時ごろ~翌々日2時ごろまで通信速度が制限されます。
一方でSoftbank AirにはWiMAXのような日にち制限はありませんが、ソフトバンク公式サイトには以下のような注意書きがあります。
ご利用の集中する時間帯(夜間など)は、サービス安定提供に伴う速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。
以下のコンテンツ・サービスなどをご利用の際、通信速度の制限を行う場合があります。なお、通信の切断は行いません。
・音声通話やテレビ電話などをパケット信号に変換し、データ通信にて実現するサービス
・MPEG、AVI、MOV 形式などの動画ファイル
・BMP、JPEG、GIF 形式などの画像ファイル
・動画閲覧、高画質画像閲覧、P2P ファイル交換、ソフトウェアダウンロードなどを伴うサイト、アプリケーションなど特定のエリアでネットワークが高負荷となった場合、該当エリアのお客さまについては、サービス安定提供に伴う速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。
特定エリアおよび特定時間帯におけるネットワークの高負荷が一部のお客さまの利用によるものと考えられる場合であって、過去3ヵ月の利用状況からその再現性が非常に高いと判断されたときのみ、サービス安定提供のため、該当のお客さまに対する速度制限を行う場合があります。
要するに、「夜間などの混雑する時間帯やデータ量を使い過ぎた場合には通信速度を制限する」ということが記載されています。
そのためWiMAX・Softbank Airどちらの置くだけWiFiも、速度制限が発生する条件は違うのもののデータ通信量に関しては、大差なく利用することが可能です。
通信速度を比較
次は、置くだけWiFiの通信速度を比較します。ルーター本体のスペック上の通信速度は以下の通りです。
WiMAX | Softbank Air | ネクストモバイル | |
下り最大通信速度 | 1Gbps | 962Mbps | 150Mbps |
制限中の通信速度 | 概ね1Mbps | 公表されていない | - |
受信感度 |
通常時の最大通信速度はWiMAXが最も高速ですが、あくまで理論上の最大通信速度のためあまり気にする必要はありません。
大切なのは最大通信速度よりも受信感度です。
上の表の受信感度の評価は価格コムを参考にしていますが、受信感度はWiMAX>ネクストモバイル>Softbank Airの順で優れています。
受信感度が悪いと通信速度も遅くなるため、必然的に通信速度もWiMAXが最も安定していると言えます。
また通信制限中の速度に関して、Softbank Airは制限中速度が公表されていないため比較ができないのですが、WiMAXであれば標準画質でYouTubeを視聴できる程度の速度はあります。
エリアを比較
次はエリア比較です。
エリアに関しては、WiMAX・Softbank Air・ネクストモバイル、どの置くだけWiFiも都市部や郊外で使う分には問題ありませんが、より広いエリアで利用できるのはWiMAXとなっています。
Softbank Airのエリア
普通に考えればWiMAXよりソフトバンクの方が繋がるエリアは広いように思いますが、実はSoftbank Airで利用できる端末「Airターミナル」は、SoftbankのスマホやiPhone、タブレットと同じ電波を受信できるわけではありません。
ソフトバンクでは本来、2.1GHz・1.7GHz・900MHz・1.5GHz・700MHz・2.5GHz・3.5GHzの7つの周波数帯が提供されていますが、Softbank Airで利用できる周波数帯はこのうち3つのみです。
ただし、AirターミナルとAirターミナル2では2.5GHzしか利用できないため利用エリアはさらに縮小されます。
これ結構重要ポイントで、Softbank Airがソフトバンク携帯と同じ電波を使えると思って契約したものの、いざ使ってみると電波の入りが悪かったという方も多いようなので注意してください。
Softbank Airのエリア検索方法
ソフトバンク公式サイトを見てもイマイチSoftbank Airの正確な提供エリアがわかりにくかったので、Softbank Airの提供エリアを調べる方法についてまとめました。
Softbank Airの提供エリアを正確に知るためには、Softbank Airで利用できる3つの周波数帯別に調べることをおすすめします。
Softbank 4G LTE | 2.1GHz(FDD-LTE) | 2.1GHzのエリアマップ |
Softbank 4G | 2.5GHz(AXGP) | 2.5GHzのエリアマップ |
3.5GHz(TDD-LTE) | SoftBank Air速度情報 |
2.1GHzと2.5GHzの提供エリアはマップが公開されているため、表内のリンクから確認することが可能です。
3.5GHzはエリアマップが公開されていませんが、Softbank Airの速度情報からある程度の提供エリアを特定することが可能です。
表内の「Softbank Air速度情報」をクリックすると、SoftBank Air(ソフトバンクエアー) 速度情報(住所別下り最大通信速度)が表示されますので、お住まいの地域が対応速度「350Mbps」に対応しているか確認してください。
「350Mbps」に対応していれば、3.5GHzの電波が飛んでいます。
ネクストモバイルのエリア
ネクストモバイルはSoftbankのモバイル回線をそのまま利用しているため、本来であれば繋がるエリアはかなり広範囲になります。
ですが、ネクストモバイルの置くだけWiFi「Aterm HT100LN」は、ルーターのスペック上、ソフトバンクの周波数帯は2.1GHzしかキャッチすることができません。
そのためネクストモバイルの置くだけWiFiのエリアをチェックする場合は、Softbank Airと同様に2.1GHzのエリアマップで確認することがおすすめです。
WiMAXのエリア
WiMAXはもともと人口の少ない地域をはじめ、光回線やADSL等の有線ケーブルの利用が困難な地域をカバーする目的で開発・提供され始めたという背景もあり、利用エリアはWiMAXが広いです。
またWiMAXでは、WiMAX2+に加え、月間7GBまでではありますがより広範囲に届くauのプラチナバンド800MHz帯も利用することができるため、利用エリアはより広がります。
評判・口コミを比較
WiMAX、SoftbankAir、ネクストモバイルの評判・口コミを比較しました。
WiMAX | Softbank Air | ネクストモバイル | |
顧客評価 | |||
受信速度 | |||
機能性 | |||
デザイン性 | |||
設定の簡単さ | |||
サイズのコンパクトさ |
表の評価は価格コムの口コミを参考にまとめました。
結論からお伝えすると、ユーザー評価はWiMAXの圧勝です。
Softbank Airの評判・口コミ
見るがいい、これがソフトバンクエアーの実力だ(3時間前からDL中)(伸びる残り時間)(夜間通信制限)(これで毎月約4000) pic.twitter.com/m51UDNYuOG
— さとり (@chireidenno) 2019年7月13日
これがソフトバンクエアー
マジ卍
殺したい pic.twitter.com/As62JK5RNU
— そーた (@rx_7rrn) 2019年7月10日
#ソフトバンクエアー
平日21時更に半減 pic.twitter.com/ck5Yi7um2F— 💩DUSTMAN💩 (@BiSHingo69) 2019年7月11日
ソフトバンクエアーは19時〜2時くらいに制限かけてるな( ˘ω˘ )
夜しかネットサーフィンしない人はオススメしません。 pic.twitter.com/sAfbNeM8e7— 彩の国男 (@mJr8mr6NNMx5hiy) 2019年7月9日
Twitterや価格コムの口コミ・レビューでも、Softbank Airでは夜間に速度が遅くなると感じている人がチラホラ。
19時ごろからピークトラヒックの時間帯(21時~23時)にかけてネットをメインで使う人は、イライラしちゃうかもです・・・。
ネクストモバイルの評判・口コミ
そー言えば、昨日からネクストモバイル。今のところ順調。光がない田舎にはこのようなサービスいいかもね。
— キッシー (@ohoutdoor) 2019年4月2日
固定電話の解約が完了
山に近い借家の為に光ネット工事は出来ないし、ワイマックスのピンポイントチェックは△でADSLを使ってきたがネクストモバイルに加入
料金が2500円くらい安くなって速度が6倍くらいで安定して使える
もっと早くネクストモバイルを知っていればよかったのに— SYu (@SSyu21) 2019年2月16日
ネクストモバイル自体の評判はかなり高いのですが、ただこれらの口コミは置くだけWiFiではなくポケットWiFiの口コミだと思われます。
ネクストモバイルの置くだけWiFiは2.1GHz帯の周波数しか掴めないのに対し、ポケットWiFiは2.1GHz、1.7GH、900MHz、1.5GHzの周波数帯を掴めるので繋がるエリアはかなり広まります。
ネクストモバイル内での人気は置くだけWiFiよりポケットWiFiの方が高く、ネクストモバイルに関しては屋内のみの利用でもポケットWiFiを選ぶ人が多いです。
WiMAXの評判・口コミ
据え置き無線でSoftBank air使ってたけど回線落ち酷いから、ポケットWiFiのWiMAXか、auの据え置きスピードWiFi home(L02)って言うの使ってます。auの据え置きは離島住みでも回線落ちしないですよ!(ポケットの方は回線落ちたまにした…)
— Ibuki (@harumatsu1229) 2019年7月13日
WiMAXでフォートナイトやった結果
WX05 ping55〜60
L02 ping30〜45
という結果に。
通信モードはハイスピードモード— ミサカコテツ (@kotetu4444) 2019年7月13日
UQ WiMAXのホームルーターで
色々テストしてたら3日平均が19GB
以上になり明日から速度制限来そう。
1日3.2GBきっちり使えば固定置き換え
出来るレベルだがシビア。 pic.twitter.com/noEV0o5nm7— takanori (@taka_hu) 2019年7月14日
WiMAXの置くだけWiFiは価格コムの口コミを見てもかなり評判が良いです。
WiMAXも昼間の通信速度に比べると夜間の速度は遅くなりますが、それでも20Mbps前後は平均して出ているのではないかと思います。
料金を比較
WiMAX、Softbank Airはどちらの置くだけWiFiも本家であるUQ・ソフトバンクの公式サイトから申し込みするよりもプロバイダ・販売代理店経由で契約する方がキャンペーン内容が手厚くなっています。
そのためWiMAXとソフトバンクエアーに関しては、それぞれ料金が特に安いプロバイダ、販売代理店をピックアップし料金を比較しました。
WiMAX | Softbank Air | ネクストモバイル | |
プロバイダ | GMOとくとくBB | エヌズカンパニー | - |
契約期間 | 3年 | 2年 (但し実質4年契約) | 2年 |
キャンペーン | 月額割引 + 31,600円 キャッシュバック | 月額割引 + 35,000円 キャッシュバック | 月額割引 |
初期費用 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
月額料金目安 | 4,263円 | 4,880円 | 20GB:2,760円 30GB:3,490円 50GB:4,880円 |
実質月額料金 | 3,356円 | 3,881円 |
※価格は税抜
まずは1ヶ月の通信量が無制限で使えるWiMAXとソフトバンクエアーを比較してみましょう。
WiMAXとソフトバンクエアーはキャンペーンとして高額キャッシュバックを行っているのが特徴です。
キャッシュバック額はSoftbank Airの方が大きいですが、それと比例して毎月の支払額もSoftbank Airの方が高くなります。
そのため毎月の支払額からキャッシュバック額を値引きした実質月額料金はWiMAXの方が安い傾向にあります。
ネクストモバイルに関しては1ヶ月のデータ通信量に上限があるため単純に料金だけで比較するのは難しいですが、通信料が月間20GBまでに収まるのであれば、ネクストモバイルを選ぶことで料金をかなり安く抑えることができます。
Softbank Airは実質4年契約
料金比較からは内容が少しそれますが、Softbank Airの契約期間が少し複雑になっているので、契約期間についてもまとめておきました。
まず肝となるのが、Softbank Airの契約期間は2年なのに対し、ルーターは36回の分割払いになっているということです。(1,620円×36ヶ月)
毎月の利用料金からルーター端末代金相当の1,620円が値引きされているため、ルーター本体は実質無料です。
しかし、36回未満で解約してしまうと端末の残債金を一括で支払う必要があり、例えば1度目の契約期間満了時である2年で解約すると1,620円×12ヶ月=19,440円のルーター残金を一括で支払わなければなりません。
そしてルーターの分割払いが終了する3年で解約すると今度は中途解約となり、9,500円の解除料が必要になります。
2年で解約すると端末残金、3年で解約すると契約解除料が必要となるため、ノーコストで解約できるのは4年目から。
これらの理由から実質的には4年契約となります。
2年契約だと思って契約する人も少なくないようなので、これから契約する人は契約期間に注意してください。
スマホセット割を比較
置くだけWiFiはスマホ・携帯とのセット割があります。
セット割が受けられる各キャリアと置くだけWiFiの組み合わせをまとめました。
WiMAX | Softbank Air | ネクストモバイル | |
au (auスマートバリューmine) | 最大1,000円/月割引 | × | × |
Softbank (おうち割 光セット) | × | 最大1,000円/月割引 | × |
docomo | × | × | × |
UQmobile (ギガMAX月割) | 300円/月割引 | × | × |
スマホ・携帯の加入プランによって割引金額は異なりますが、auユーザーとUQmobileユーザーはWiMAXの置くだけWiFiとのセット加入でそれぞれ最大1,000円or300円、SoftbankユーザーはSoftbank Airとのセット加入で最大1,000円、スマホ・携帯代が毎月割引されます。
ドコモはそもそも個人が使える置くだけWiFiの提供はしていないため、ドコモユーザーの方は置くだけWiFiとのセット割はありません。
※各キャリアの割引対象プランは表内のリンクから確認できます。
置くだけWiFiの最新おすすめプロバイダ
WiMAX、Softbank Air、ネクストモバイルを7つのポイントで比較した結果から、冒頭でお伝えした「お得」かつ「快適」に使える置くだけWiFiはWiMAXです。
WiMAXはUQWiMAXや家電量販店など様々な申し込み窓口がありますが、どのプロバイダも本家であるUQWiMAXの回線を利用するため、エリアの広さや通信速度、通信制限は同じです。
ただしキャンペーンに関しては、各社独自のサービスを展開しているため、申し込むプロバイダによって料金や特典にかなりの差が出てきます。
そこでおすすめなのが、web申し込み専用のネット型プロバイダです。
ネット型プロバイダは人件費や家賃などのコストを抑えることができるため、その分キャンペーン内容が手厚く、UQWiMAXや家電量販店といった実店舗を多く構える会社よりも料金が安いです。
2019年10月はGMOとくとくBBがおすすめ
ネット型プロバイダの中でも特におすすめなのがGMOとくとくBBです。
2019年10月、3万円以上の高額キャッシュバックを行っているWiMAXプロバイダはGMOとくとくBBだけです。
またGMOとくとくBBではキャッシュバックキャンペーンの他にも毎月の支払額を大幅に値引きする月額割引キャンペーンも行っているため、キャッシュバックよりも毎月の支払額を抑えたい人にもおすすめです。
GMOとくとくBB | UQ WiMAX | ||
キャンペーン | 月額割引 + キャッシュバック 31,600円 | 月額割引 | 月額割引 + キャッシュバック 3,000円 |
置くだけWiFiルーター代金 | 無料 | 無料 | 3,800円 |
月額料金 | 4,263円 | 3,480円 | 4,380円 |
実質月額料金 | 3,356円 | 3,374円 | 4,243円 |
※価格は税抜
毎月の支払額からキャッシュバック等のキャンペーン値引きを差し引いた実質月額料金では、本家であるUQWiMAXよりGMOとくとくBBは1,000円近く安くなります。
これだけ安くなるプロバイダはGMOとくとくBB以外ありません。
WiMAX置くだけWiFiのおすすめルーター
WiMAXの置くだけWiFiは、HUAWEI製のHOME L02とNEC製のHOME 01が最新機種になりますが、人気が高いのはHOME L02です。
Speed Wi-Fi HOME L02 | WiMAX HOME 01 | |
![]() | ![]() | |
メーカー | HUAWEI | NEC |
サイズ | 約93×93×178mm | 約70×100×155mm |
下り最大通信速度 | 1Gbps (Wi-Fi接続時867Mbps) | 440Mbps |
受信感度 | ||
最大同時接続台数 | Wi-Fi:40台 LANポート:2台 | Wi-Fi:20台 LANポート:2台 |
ルーターはHOME L02がおすすめ
最近の傾向として、WiMAXルーターはNEC製よりHUAWEI製の方が受信感度が良く速度が安定しています。
これは置くだけWiFiに限らず、ポケットWiFiルーターも含めてです。
またHOME L02より、スマホアプリから電波受信レベルを13段階で表示できる機能が搭載されており、自宅内の受信感度が最も良いベストポジションに設置することが可能です。
そのため性能重視ならHOME L02がおすすめです。
置くだけWiFiおすすめ比較まとめ
WiMAX・Softbank Air・ネクストモバイルの置くだけWiFiを比較しました。
比較した結果を簡単にまとめると下表のようになります。
WiMAX | Softbank Air | ネクストモバイル | |
データ量 | ◎ | ◎ | △ |
速度制限 | ○ | ○ | ◎ |
通信速度の安定性 | ◎ | × | ○ |
エリア | ○ | △ | △ |
ユーザー評価 | ◎ | × | ○ |
料金の安さ | ◎ | △ | ○ |
スマホセット割 | ○ | ○ | × |
Softbankユーザーはソフトバンクエアーとのセット割があるため、ソフトバンクエアーを選ぶことで料金を安く抑えることができますが、通信速度の安定性に欠けることから正直あまりおすすめしません。
またネクストモバイル自体はめちゃくちゃおすすめプロバイダなのですが、ネクストモバイルから契約できる置くだけWiFiの機種が2.1GHz帯しか受信できないことがネック。
ネクストモバイルのポケットWiFiならソフトバンクのプラチナバンド900MHz帯等も使えるため、ネクストモバイルで置くだけWiFiを選ぶのは少し勿体ない気がします。
そのため消去法からいってもWiMAXがおすすめです。
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