無制限で使えるポケットWiFiを比較します。
通信制限を気にせずインターネットを使いたいという人は参考にしてみてください!
完全無制限で使えるポケットWiFiは存在しない!?
ですが、本題に入る前に1つだけ注意点があります。
無制限で使えるポケットWiFiを提供しているプロバイダは数社ありますが、実は完全無制限で使えるポケットWiFiは現状、存在しません。
というのも「無制限」や「使い放題」と宣伝しているポケットWiFiサービスであっても、短期間での通信量があまりにも多すぎると「ヘビーユーザー規制」といって通信速度が制限されてしまうからです。
ですが、ヘビーユーザー規制は契約するプロバイダによって基準が異なり、3日で10GB以上使うと制限がかかるプロバイダもあれば、1ヶ月間の通信量が100GBや300GBを超えると制限がかかるプロバイダがあったりと条件がバラバラです。
そこで今回はヘビーユーザー規制がめちゃくちゃ緩いほぼ無制限と言えるポケットWiFiサービスを紹介したいと思います。
結論!無制限ポケットWiFiは【どんなときもWiFi】がおすすめ
結論からお伝えすると、無制限ポケットWiFiを探しているなら、どんなときもWiFi一択です!
どんなときもWiFi以上にヘビーユーザー規制の緩いポケットWiFiはありません。
もちろん先述したようにどんなときもWiFiでも短期間でデータ量を使いすぎると通信速度が制限される場合があると下記の通り公式サイトに記載があります。
国内外の通信会社では、ネットワーク品質の維持および公正な電波利用の観点から、著しくネットワークを占有するレベルの大容量通信をされた場合、該当のお客様に対し通信速度を概ね384Kbpsに制限する場合があります。また違法ダウンロードなどの不正利用の疑いがある場合、ご利用停止を行う場合があります。
引用:どんなときもWiFi公式ページ
しかし、Twitter等でどんなときもWiFiの口コミ・レビューでも「どんなときもWiFiのポケットWiFiで通信速度が制限された」という方は見かけません。
実際にどんなときもWiFiからは「1TB使うことも可能」という回答もあり、余程めちゃくちゃな使い方をしない限り速度制限はないと考えて大丈夫!
データ容量を気にせずインターネットを使いたいという人は、迷わずどんなときもWiFiを選んでください。
どんなときもWiFiが無制限で使える理由
実は、どんなときもWiFiのポケットWiFiがデータ通信量無制限で使えるのには明確な理由があるのです!
それは、どんなときもWiFiはクラウドwifiを利用したポケットWiFiだからです。
一般的なポケットWiFiでは、ポケットWiFiルーター本体に差し込まれたSIMカードに登録された通信網を利用してインターネットに接続します。
利用場所の近くの基地局から出ている電波をポケットWiFiルーターがキャッチすることでインターネット通信が可能になりますが、そこで膨大なデータを使う人がいると他の人がネットワークを使えないという状況が発生してしまうため、全てのユーザーが公平にネットワークを使える目的で通信速度制限が実施されています。
どんなときもWiFiで採用されている通信技術「クラウドwifi」は、SIMカードの差し込み不要でインターネットに接続できる「クラウドSIM」という仕組みが利用されています。
クラウドSIMでは、クラウド上で管理された複数のSIMの中から利用場所に応じて容量に余裕のある最適なSIMを自動適用させ、インターネットに接続してくれます。
そのため1枚のSIMのパフォーマンスに縛られたり、他のユーザーの利用量に影響されて通信制限されることがありません。
POINT:複数のSIMから容量に余裕のあるSIMを選んでくれる!
一般的なポケットWiFiの場合、ポケットWiFiルーター本体に差し込まれたSIMの通信網を利用してインターネットに接続するため、ポケットWiFiのパフォーマンスは差し込まれたSIMカードの条件に左右されていまいます。
一方でどんなときもWiFiは、複数のクラウドSIMの中から利用環境に応じて容量に余裕のある最適なSIMを自動適用させてくれるため、SIMカードのパフォーマンスに縛られたり、ユーザーの利用量に影響されて制限をされることがありません。
このような理由から、どんなときもWiFiには通信制限がなしの容量無制限でポケットWiFiを使うことができるんです!
無制限ポケットWiFiを4つのポイントから比較
実は、どんなときもWiFi以外にも実質無制限で使える無制限ポケットWiFiがあります。
それがWiMAXとY!mobileです。
どんなときもWiFi、WiMAX、Y!mobile、これら3社のサービス内容はどのように違うのか。
4つのポイントから比較してみたいと思います。
- 速度制限
- 通信速度
- 利用料金
- 通信エリア
どんなときもWiFi | WiMAX | Y!mobile | |
1.速度制限 | なし | 3日で10GB | 3日で10GB |
2.最大通信速度 | 下り:150Mbps 上り:50Mbps | 下り:1.2Gbps 上り:75Mbps | 下り:612Mbps 上り:13Mbps |
3.利用料金 | 3,480円 | 3,480円 | 4,380円 |
4.通信エリア | ◎ | ○ | △ |
※価格は税抜き
比較1:速度制限
どんなときもWiFi | WiMAX | Y!mobile | |
速度制限 | なし | 3日で10GB | 3日で10GB |
制限時間 | ー | 翌日18時~翌々日2時頃 | 翌日18時~翌々日1時頃 |
制限後の速度 | ー | 概ね1Mbps | 概ね1Mbps |
WiMAXとY!mobileは連続する3日間の通信量が10GBを超えると速度制限が発生しますが、制限時間はWiMAX:18時~2時頃、Y!mobile:18時~1時頃と限定されているので1ヶ月の通信量は無制限で利用することができます。
そのため、これまでであれば無制限ポケットWiFiと言えばWiMAXもしくはY!mobileがおすすめでした。
しかし、どんなときもWiFiのポケットWiFiサービスが始まってからは圧倒的にどんなときもWiFiがおすすめになりました。
どんなときWiFiにもヘビーユーザー規制はあるにはあるものの、ネットワークを占有するほどのめちゃくちゃな使い方をしなければ通信制限は発生しません。
そのため基本的にどんなときもWiFiには通信制限はないと考えて大丈夫。
3日間10GB等の日にち速度制限もなければ月間容量制限もないため、動画やゲームなどデータを大容量消費するコンテンツをたっぷり楽しみたい人にもおすすめです。
- 通信制限がないのはどんなときもWiFiだけ!
比較2:通信速度
どんなときもWiFi | WiMAX(GMOとくとくBB) | Y!mobile | |
最大通信速度 | 下り:150Mbps 上り:50Mbps | 下り:1.2Gbps 上り:75Mbps | 下り:612Mbps 上り:13Mbps |
各社が公表しているポケットWiFiの最大通信速度は上の表のようになります。
最大通信速度だけを見るとWiMAXの圧勝ですが、各ポケットWiFi端末の最大通信速度はあくまで理論値であって、実際に使った時に最大通信速度が出ることはまず100%あり得ません。
そのためポケットWiFi端末のスペックはあまり気にする必要はなく、実効速度を比較することをおすすめします。
そこで3社の実効速度を計測した口コミを集めてみました。
どんなときもWiFiの通信速度に関する口コミ
昨日の20時過ぎにどんなときもWiFiを用いてスピードテストを敢行、左が都営地下鉄大江戸線の新宿西口駅のホーム上で、右が新宿西口駅から隣駅である東新宿駅の車内で計測。今日は若干車内での速度が振るわなかったがが体感的には変わらず。地下深い車内の中でも電波が入るというのは心強い以外ない。 pic.twitter.com/UjtLQduCOe
— Yさん (@evres_ro_tsiser) 2019年7月4日
端末の性能が他より控えめな「どんなときもWiFi」
通常なら速度が遅くなりやすい真昼のこの時間の中目黒、大学の建物内でDL44Mbps、UP10Mbpsという脅威のスコアを出す。
常用を考えればとっても早い部類にはいります。これはいいWiFi選びをしました😂 pic.twitter.com/D63XH9jRKd
— Shunsuke Otaki (Tck.) (@tck_lomuca) 2019年7月4日
WiMAXの通信速度に関する口コミ
土曜夜の通信速度。上からau、WiMAX2+、どんなときもwifi。今週月曜の電車内での通信速度比較は→ https://t.co/FyrV9mOI8U pic.twitter.com/7JvLa5sxeY
— ima311 (@super_imaima) 2019年6月29日
Y!mobileの通信速度に関する口コミ
ポケットWiFiの無線、有線時の通信速度の比較
【ポケットWiFi】
Y!mobile 305ZT【USBケーブル】
ELECOM 通信/充電用接続診断の結果
【無線】
ダウンロード-3.5Mbps
アップロード-18.6Kbps
【有線】
ダウンロード-5.7Mbps
アップロード-45.8Kbps— れんが@罠おじさん (@Renga_MHW) 2018年2月15日
建物の奥や地下は繋がらない20年前のケイタイレベルのY!mobileポケットWiFi、高速や新幹線のトンネル中等、暇潰しにネットを使いたい時も駄目。
北海道ニセコは全域圏外。ポケットWiFiだけなのかもしれないが購入を検討されている方はご参考下さい。#Y!mobile#ポケットWiFi#WiFiルーター
— 桜田もんまえ (@monmae_x) 2019年6月26日
どんなときもWiFi、WiMAX、Y!mobile3社の実測結果まとめはこんな感じ。↓
- 「どんなときもWiFi」「WiMAX」:安定した数値
- 「Y!mobile」:不安定。10Mbps以下になることも・・・
快適にインターネットをするには、下り通信速度で10Mbpsは欲しいところですが、Y!mobileは10Mbps以下になることも度々あり、通信速度がやや不安定。
安定した通信ができるのは、どんなときもWiFiとWiMAXという印象です。
比較3:利用料金
どんなときもWiFi | WiMAX(GMOとくとくBB) | Y!mobile | |
利用料金 | 3,480円 | 3,480円 | 4,380円 |
初期費用 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
ポケットWiFi端末代金 | 0円 | 0円 | 0円 |
※価格は税抜き
WiMAXのポケットWiFiを取り扱うプロバイダは数十社あり、料金設定は各プロバイダで異なるため、今回は特に月額料金の安いGMOとくとくBBで比較しました。
GMOとくとくBBでは初月~2ヶ月目までは2,170円で利用できるため、厳密に言うとトータルコストはGMOとくとくBBが最も安くなります。
そのため料金だけで比較するとGMOとくとくBBがお得ですが、速度制限がないという点を考えるとコスパ的にはWiMAXよりどんなときもWiFiの方が高いです。
- コスパが良さはどんなときもWiFiが断トツ!
比較4:通信エリア
どんなときもWiFi | WiMAX(GMOとくとくBB) | Y!mobile | |
通信エリア | ◎ | ○ | △ |
ソフトバンク au docomo | WiMAX2+ au4GLTE | ソフトバンク |
通信エリアは、どんなときもWiFiが圧倒的に広いです。
理由としては無制限で使える原理と同じで、どんなときもWiFiがクラウドwifiを利用しているためです。
POINT:どんなときもWiFiは利用エリアで回線を自動で最適化!
他社ポケットWiFiルーターの場合、端末に挿しているSIMカードが対応している回線でしか通信ができないため、対応している回線が圏外や電波が届かない場合はそもそもポケットWiFiを利用することができません。
一方でどんなときもWiFiは、クラウド上で管理しているソフトバンク、ドコモ、auの各キャリアのSIMを使って通信を行うことができ、3キャリアの中から利用場所に応じて電波の強い回線に自動で切り替わります。
そのためどんなときもWiFiのサービスエリアはソフトバンク、ドコモ、au各キャリア公表のLTEエリアと同じ!WiMAXやY!mobileに比べるとワイドエリアで利用することが可能です。
- どんなときもWiFiならソフトバンク、ドコモ、au3キャリアのエリアでポケットWiFiが使える!
無制限ポケットWiFiまとめ
データ容量無制限で使えるポケットWiFiを探しているならどんなときもWiFiがおすすめ!というか、どんなときもWiFi一択です。
どんなときもWiFiのポケットWiFiのメリットは4つ!
- データ容量無制限!
- 3日10GB制限や月間通信量制限がない!
- 月額3,480円でコスパ最強!
- ソフトバンク、ドコモ、auのトリプルキャリア対応で利用エリアが広範囲!
以上の点から無制限ポケットWiFiを探しているならどんなときWiFiが間違いなくおすすめです!
コメント